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![]() 日本から届いた支援物資を仕分け中の現地の 子供たち |
アジア人系としての自分からの出発〜MAIKEN 理事:井上アメリア ブラジルは1500年に発見されるまで、南米全土に先住民が住んでいました。彼らは日本人に良く似たアジア系です。南米大陸に住んでいた先住民のその後の運命を考えると、同じアジア人として胸の痛む少女時代を私は過ごしました。約20年前にブラジルに帰った時に、先住民、インヂオが多く住み、またその祖先が遺した壁画を見に行きました。その地域の山の中で、眼下に流れるリオ・ヴェルメーリョ(赤い河)を見ている時、何とも言えない懐かしいような感覚に満たされました。 「この地をどんな人たちが通り過ぎたのだろうか。どんな気持ちでこの河をながめたのだろう。その過去の人たちに会いたい!彼らは私たちの兄弟なのだから」。 言葉にすればそのような感情が交錯したのです。しばしの間、我を忘れて遙か眼下で赤い帯のように流れる河と両岸に鬱蒼と茂る原始林を眺めていました。 先史住民と会うことはできないわけですから、その彼らが遺した壁画を私は守りたい、研究したいと思いました。先住民に対する私の熱い想いを、彼らが遺した文化遺産をまもることで敬意の意志を確かにしたい。 そのような出発点を経て、3年後の1990年に研究者やその他の方たち同行して先史壁画がある地域を旅しました。岩壁画が多くある地方として有名なピアウィー州の「セーラ・ダ・カピヴァラ国立公園」に行き、そこでニエデ・ギドン博士に会いました。彼女との出会いも邀撃的でした。ブラジルにこのような人がいたとは!!壁画遺跡群の保護研究の活動しているその情熱とポリシーに心を打たれ、私はこの人の手伝いをしたいと思いました。この方に、私のブラジルに対する夢を託したい。彼女のプロジェクトの一環である遺跡地域の子供たちの識字教育も助けたい。また、日本の方々にギドン博士の行っている活動や、彼女が守っている遺跡地域を紹介したい そのような夢を携えた人たちが集まっててマイケンは、ギドン博士が運営するFUMDHAM-(財)アメリカ大陸人類研究博物館の協力と援助を柱として発足しました。
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